✈背が低くてもCAになれますか?160㎝未満CAの現実から見える答え

CAになるまでのリアル, CA受験, 見た目・身だしなみ

身長が160㎝未満なのが最大の悩みです。CAは諦めるべきでしょうか?

背が低くてもCAになりたい人は多い

CA受験生からいただいた質問への回答シリーズ
※私の意見としての回答ですので、最終的な判断はご自分でね♪

身長160センチ未満の人が採用されるケースは、あります!

まず、身長が低いことは、やはり職業環境上、残念ながら採用していただきやすい受験生でないことは明白です。でも、以前からの傾向でもありますが、身長160センチに満たない受験生が採用されるケースは、新卒・既卒のどちらでも、国内・外資のどちらでも見受けられます。これは事実です。ただし、そのエアラインが新たに大型機種を導入する等、何かしらの理由で身長の低い受験生をあえて採用しない年などもありますし、身長が低いのに採用された受験生が意外と多かった年も同じ会社であっても過去にはありました。その年の採用グループの最終的な判断は、実際には誰にも分からないものですので、身長が低いことは気がかりだとは思いますが、身長が低い分、それ以外の点でエアラインからお声が掛かるように事前準備をされる時間を大切にした方が得策です。また、どの位を超えていれば大丈夫ですか?とよく質問をされる方がいらっしゃいますが、アームリーチで何センチと募集要項に明記しているエアラインもありますが、ハッキリと分からないエアラインも多いです。身長についての合格ボーダーラインは、会社によってマチマチであり、同じ会社であっても、採用年によっても違いがあることもあります。なので、過去の傾向しか正直、分かりません。

ボーダーラインに届かなくも合格する可能性はゼロとは言えない

また、ボーダーラインがあるにはあっても、ボーダーラインに届かなかった受験生でも合格する可能性はゼロとは言えないので、安易に「この会社は可能性がない」とは言えません。つまり、過去のデータ等で身長制限が厳しいエアラインへの受験を諦めるかどうかも本人が最終的に決めなくてはなりませんので、誰かにこう言われたから…という言葉を探し当てるまで、身長を理由に受験するかどうか悩んでいるようなら、その時間を覚悟を決めるかどうかの時間にした方がいいと思います。

コンプレックスがあっても「言い訳しない。逃げない。」と決めていた人が受かりやすい

少し厳しい言い方かもしれませんが、自分の身長、学歴、年齢など、いろんな条件が気になる受験生は他にもたくさんいるはずなので、チャレンジするかどうかで悩んでいる時間が勿体ないと思う方でないと、正直、精神的にも受験の真っ最中は辛いのでは?と心配です。

私も同じように多くのコンプレックスを抱えていた受験生だったので、身長の低い受験生や、他にも気になることがたくさんある受験生同士で、それぞれの悩みを聞く機会も多くありました。ただ、合格した人は、気持ちを切り替えてからは「言い訳しない。逃げない。」と決めていた人が多かったように思います。

そして、身長制限が比較的ゆるいエアラインや、過去の内定者に背の低い受験生が居た前例のあるエアラインを受けるとしても、以下に書きました「企業の責任」についてもう一度よく考えて受験していただきたいと思います。もしCAとして働くのなら、健康管理や身長が低いことで仲間に迷惑をかけないために自分ができることも考えて受験してくださいね!

「安全配慮義務」は企業の責任

身長制限は、社員に無理をさせて怪我をさせない為の企業側の配慮でもあるという点を忘れないでください。それでも納得できない・・・という方の為に、もう少し突っ込んだ話を書きます。

少し難しい話になりますが、企業というのは、雇用した社員やスタッフへの雇用責任の中に、「安全配慮義務」というものがあります

身長制限を設けている会社は、その義務違反にならないように自己防衛をしていると考えることができます。決して、企業として悪い事ではありません。なぜなら、労災で怪我や病気を患った社員が生まれることや、そうした人員が出ることで、現場が人手不足になることや、他の社員やスタッフに無理をさせてしまうことを避ける為に、採用する側だけでなく、雇用した社員の社会生活を守るという立場があるのが、企業だからです

個人的には、ちびっこクルーが生まれてくれるのは、昔の自分を見るようでとても嬉しいことなので、心から応援しています。もし、身長制限が厳しいエアラインが不採用だったとしても、CAとして別のエアラインで実務経験を積んだのちに、経験者採用枠を狙うというキャリアプランもアリだと思います。この辺りは、キャリア支援の仕事経験からも職務経歴を生かしたキャリアの選択になり、現実的なルートでおススメできます。私は外資CAからJAL・ANAへの転職サポートもしてきましたし、国内線のみのエアラインから国際線CAへのキャリアアップ転職のサポートもしてきました。150㎝台のCAの知り合いも結構います。

自分に自信を持てる「何か」を準備しないと、精神的にきつくなる

覚えておいてもらいたいのは、採用試験の会場には、背の高い受験生がわんさかいます。背が低いと気にしている人は、受験時期になって「身長が…」と思い悩んでしまうことのないように、背が低い分、面接でのアピールや自分に自信を持てる何かを準備しないと、精神的にきつくなりますから、そちらの準備をがんばっていただきたいです。

機内ではステップを駆使すれば、背が低くても大丈夫

私はフライト前のブリーフィングでも、自分が1番背が低いことが多くて、乗務便の機材に入ってからのプリパレーションでは、すぐにモノが取れない分のロスタイムが気にならないように、手が届きにくい場所にあるものを使い易い位置にアレンジしたり、手が届かない高さにあるものに手が届くように使えるステップ(足置き)の場所を必ず確認していました。また、保安要員として背が低いから届かないということのないように日頃から、非常用の備品の場所は手で触れて確認をしたり、誰よりもシッカリと頭に入れて、フライトしていました。訓練生時代は、緊急対応の訓練は、学科では満点を取り、モックアップでの卒業試験では、一番難しい手順の翼の上にある非常口から、緊急着水をした際に、乗客の助けを借りて、水上に救命ボートを準備し、乗客を素早く非難させるCA役に教官から指名されました。私が失敗したら、全員が卒業できないんじゃないかと内心ドキドキしながら、最後の卒業試験を受けたのを今でも覚えています。

自分らしい面接で内定獲得を目指そう!

私も諦めが悪い、コンプレックスだらけの受験生でしたがJAL・ANAから内定をいただけました!自分が自分を諦めないことって、本当に本当に大事ですよ。

自分では気になるコンプレックスがあっても、「一緒に働きたい!」と航空会社の方々に思っていただける自分で居られるように面接でお話しましょう。やみくもに想定質問とその答えを考えておくような行き当たりばったりな対策ではなく、自分なりの戦略をもって、弱点を克服するくらいに自分らしい面接で内定を獲得するのが正解です!

\面接対策を始めるなら、今すぐLINE登録!/

「何から始めたらいいかわからない…」そんなあなたへ📘
JAL・ANAの“今どき選考”に対応

登録するだけで、「JALのAI面接」・「ANAの提出動画対策PDF」+「あなたの面接タイプ診断」をご案内します!

スマホでご覧の方は、以下のボタンからすぐに登録できます📲
今すぐLINE登録する

PCでご覧の方は、こちらのQRコードをスマホで読み取ってください👇

\不安なあなたに30分個別アドバイス/

「自己PRがうまく言えない」「AI面接に自信がない」そんなあなたへ。
Zoomでじっくり1対1、無料でご相談いただけます

30分無料相談を予約する

関連記事一覧