キャリアプランは、大切な“はじめの一歩”

「どこの航空会社でもいいから、とにかくCAになりたい」——
そんな想いも、もちろん否定はしません。自分の人生、キャリアの選択は自由です。
航空会社に限らず、気になる会社の採用募集があれば、積極的に受ける方がいいと思っています。
実際、受講途中に他業界志望に方針転換した方の内定までサポートした経験もあります。

どの業界も、どんな会社も、面接官は“志望動機”を通して、

「なぜ、うちの会社なのか」「本当にこの会社で長く働きたいと思っているのか」

を見ています。
採用する側――つまり会社にとっては、
「うちの社風やこの仕事に向いている人」「仲間として一緒に働きたい人」に入ってほしいというのが本音です。

だからこそ、講座の最初には必ずお伝えしています。

「どの会社の制服を着て、どんなサービスをするCAになりたいのか、まずは目標を定めましょう」と。

志望企業が決まると、自分に足りない部分や磨くべきポイントが明確になります。
そして、具体的な目標があるからこそ、人は本気になれるのです。

この講座では、JAL・ANAの合格実績が圧倒的に多いこともあり、
両社の選考傾向や求められる人物像にも精通しています。

単なる「就職のため」ではなく、
自分のキャリアをどうデザインするかという視点でサポートするからこそ、

「内定だけじゃなく、入社後も役立つ面接対策だった」

と言っていただけるのだと思います。

あなたの理想の未来に向けて、今、どんな準備をすればいいのか。
一緒に、考えていきましょう。

不合格だった人も、良いCAになれる

「一度、落ちてしまったから」「既卒だから」と、諦めかけている方へ。
どうか安心してください。

過去に全滅してしまった受験生でも、再チャレンジでJAL・ANAに合格した事例は数多くあります。
むしろ、悔しさをバネに、より深く自己分析をし、表現力を磨いた人こそ、内定を掴む傾向があります。

現役CAが、他社へ転職する際にも面接対策が必要なのと同じように、

“その場で何を伝えられるか”

が合否を分けるのです。

これまで、たくさんの受験生を見てきましたが、
「不合格＝向いていない」ではないと、私は確信しています。

面接という短い時間の中で、自分の良さを伝えることは決して簡単ではありません。

緊張で言葉が詰まってしまった

準備してきたことがうまく言えなかった

面接官との相性が悪かったように感じた

そんな理由で、力を出し切れずに悔しい思いをした方も、
正しいサポートと準備を経て、既卒で見事に合格を掴み取ったケースがいくつもあります。

そして、そのような方々が入社後、訓練を乗り越え、
現場で高く評価され、時には後輩を育てる立場へと成長していくのを何度も見てきました。

だから、私は伝えたいのです。

「今までの結果がどうであれ、“今ここから”変わることはできる」と。

面接では、単にスムーズに話すことが求められているわけではありません。
あなたという人の魅力や価値を、相手が理解できる形で“伝える”こと。

それを可能にするのが、私の面接指導です。

ダメ出しではなく、“改善点の理由”と“次の一手”を明確に伝える

一方通行ではなく、“対話”で一緒に言葉を整えていく

だからこそ、指導を受ければ受けるほど、確実に成長し、

「自分らしく話せる＝選ばれる自分」

へと近づいていけます。

「もっとよくするには具体的にどうしたらいいのか」をその場ですぐに教えてあげることができます。
だから、面接指導を受ければ受けるほど、CA合格に近づくことができます。適切なサポートがあれば、“本来の良さ”を引き出すことができると確信しています。

CAになったらお願いしたいこと

長年、多くの方の合格に関わらせていただいてきた私には、
合格した皆さんにお願いしている“2つのこと”があります。

1つ目は、フライト先から絵葉書を送ってください

今はスマホで何でも完結できる時代ですが、
その国ならではの風景や切手、手書きの文字が詰まった絵葉書は、
思いがけず届くたびに、とても温かい気持ちになります。

私の手元には、今も昔も、たくさんの絵葉書が大切に保管されています。

2つ目は、ユニフォーム姿の写真を見せてください

私はJAL時代の国内線移動中、私の教え子が乗務する便に搭乗した経験があります。

その日、私は国際線の乗務前の移動で、羽田から関空への国内線を私服で搭乗していました。
乗務しているCAの方々のお邪魔にならないように、早めに搭乗し、後方座席でこの後のフライトに向けて休んでいたところ
一人のCAが「もしかして…長尾さんですよね？」と声をかけてくれました。
更に「実は今日、マドカさんの教え子が私も含め、4名いるんです！」と言われた瞬間、
涙が出そうなくらい嬉しかったのを覚えています。
同期や仲のいい先輩・後輩CAでも、フライトで一緒になるのはなかなかないことでしたから、奇跡的な出来事だと感激しました。

その後も、JALだけでなく、CAになった教え子たちには、空港や基地外で、偶然再会することもありました。手荷物検査場でバッタリ再会した人も居ます。

でも、全員に会えるわけではありません。

だからこそ、あなたがCAになったら、
どうかユニフォーム姿のあなたの写真を見せてください。

もちろん、個人情報として大切に扱います。
どこにも公開はしませんので、ご安心ください。

私はただ、あなたが念願叶ってCAになった姿を知ることで、
「次の世代にまた力を届けたい」と思えるのです。