CA受験でやりがちな勘違い|書いていないことをESに書き足すのは正解?
CA受験生のチャットグループやSNSでのやり取りを見ていると、少し気になる傾向があります。
それは、会社から与えられた情報を、勝手に解釈してしまう人が意外と多いということです。
CA採用では、エントリーの段階から「指示された内容を正しく理解できる人かどうか」が見られている可能性があります。
これは、安全意識にも直結しているからです。
航空業界では、決められた手順を守ることが非常に重要です。
そのため、エントリーの段階でも
- 案内を正しく読む
- 必要な情報を正確に入力する
- 指示された形式を守る
という基本的な姿勢が大切になります。
面接官が見ているポイントを体系的にまとめた記事はこちら。
CA面接で見られている6つの評価軸|面接官が見ているCAの素養
「書く場所がないから書いておく」は本当に正解?
例えば、よく相談を受けるのが英語資格についてです。
「TOEICがまだ希望スコアに届いていないので、勉強中であることを書いておきたい」という相談です。
そして中には、「書く欄がないなら、別の欄に記入できそうなら書き足すといい」とアドバイスされているケースも見かけます。
ですが、私は少し疑問に感じることがあります。
最近の採用システムでは、エントリー内容はデータベースで管理されていることが多いからです。
つまり企業側は、
- 学歴
- 資格
- 志望動機
- 経験
などを、それぞれの入力項目ごとにデータ化して管理しています。
そのため、本来の入力項目ではない場所に情報を書き足すことが、必ずしもプラスとは限らないと私は考えています。
歯列矯正についても同じことが言える
同じような例として、歯列矯正についての相談もあります。
例えば、「現在矯正中ですが、●年●月に治療完了予定です」といった内容を、記入欄がないのに書き足したほうがよいとアドバイスされているケースです。
しかし、CAを本当に目指している人の中には、
- 裏側矯正を選ぶ
- マウスピース矯正を選ぶ
など、仕事に支障が出ない方法を選ぶ人も多くいます。
また、実際の採用現場では、矯正中でも合格している人はいます。
私の同期の中にも、ワイヤー矯正中に内定をもらった人がいました。
その人は、内定後に
- 矯正がいつ終わるのか
- 訓練開始時期はいつか
といったことを会社側と確認しながら、入社時期を調整していました。
なぜ企業は細かく書かせていないのか?
CA受験では、
- 英語スコア
- 歯列矯正
- 髪色
- ネイル
- カラコン
- 服装
などについて、不安になる人も少なくありません。
ですが、企業側が募集要項やエントリー画面で細かく指定していない場合、「現時点では、そこを細かく申告させる必要はない」と判断している可能性があります。
また、細かく指定されていないということは、常識の範囲で判断できる人であるかどうか、CAという職業と役割を理解して判断できるかどうかも求められていると捉えるといいと思います。
例えば英語についても、「TOEIC600点以上必須」ではなく、「600点以上が望ましい」という表現になっているケースがあります。
これは、現時点でのスコアだけではなく、
- 今後の成長可能性
- コミュニケーション力
- 総合的な人物面
なども含めて判断している可能性があるからです。
エントリーの段階で見られていること
CA受験では、面接だけが評価の場ではありません。
エントリーの段階から、
- 指示を正しく理解できるか
- 決められたルールを守れるか
- 不要なことを書かない判断ができるか
という部分も見られている可能性があります。
これは、客室乗務員の仕事そのものにも関係しています。
航空業界では、「決められた手順を正しく実行できること」が非常に重要です。
だからこそ、「書いておいた方が親切かな?」という気持ちよりも、「求められている情報を正しく提出する」という視点を大切にしてほしいと思います。
CAの仕事は「自分で判断する力」が必要になる
客室乗務員の仕事は、「誰かに全部確認してもらいながら進める仕事」ではありません。
もちろん訓練やマニュアルはあります。
ですが実際の現場では、
- 必要な情報を自分で確認する
- ルールを正しく理解する
- 状況に応じて判断する
という力が求められます。
特に航空業界では、安全に関わる情報を正しく扱うことが非常に重要です。
実際、CAの訓練所を卒業した後も、全てを手取り足取り教えてもらえるわけではありません。
必要な情報は、適切な形とタイミングで共有されます。
その情報を基準に、自分で理解し、業務へ反映していくことが求められます。
だからこそ、「書いていないけれど、不安だから追加しておこう」ではなく、「企業が求めている情報を正しく提出する」という視点が大切になります。
もちろん不安な時に相談すること自体は悪いことではありませんが、最終的には自分で情報を整理し、判断する姿勢も大切になります。
不安な時こそ、最後は自分で判断することが大切
もちろん、不安な時に周囲へ相談すること自体は悪いことではありません。
実際、無料相談でも、
- この内容は書いた方がいいですか?
- 矯正中ですが問題ありませんか?
- この表現で大丈夫ですか?
といった相談を受けることがあります。
ただ、SNSやチャットグループの情報は、あくまでも「その人の考え」です。
その人が採用担当者でない限り、「本当の評価基準」は分かりません。
だからこそ、親切なアドバイスを参考にしつつも、最後は自分で判断することが大切です。
企業側が正式に出している募集要項や説明をまずよく読み、「なぜその表現になっているのか」を考える視点を持ってみてください。
CA受験は、面接対策だけではなく、「情報を正しく理解し、自分で判断する力」も含めて始まっています。
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CA受験では、「どう答えるか」だけではなく、「どう考え、どう判断するか」も見られている可能性があります。
自分では気づきにくい伝え方のクセや、不安になりやすいポイントを整理したい方は、無料相談も活用してください。
・この内容は書いた方がいい?
・矯正中だけど問題ない?
・ESの伝え方がこれで合っているか不安
そんな時は、一人で悩みすぎずにご相談ください。
CA受験では、「書き方のテクニック」だけでなく、企業側が何を見ているのかを理解することも大切です。
この記事の執筆・監修者
長尾 円
『CA面接合格メソッド』代表。JAL・ANAの両社から内定を得た経験をもとに、現在はCA受験生向けに面接対策・ES対策・コミュニケーション指導を行っています。
単なる受験テクニックではなく、『面接官視点でどう伝わるか』『評価されるポイントはどこか』を大切にしながら、新卒・既卒を問わず、一人ひとりの強みを言語化して『自分の言葉で話せる状態』に整えるサポートを行っています。
このブログでは、CA受験生が長く参考にできるよう、JAL・ANAを中心とした採用情報、面接対策、ES対策、選考の考え方をわかりやすく発信しています。
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