現役CA・CA経験者にも選ばれる面接サポート|経験があるからこそ難しい「次の選考」の整え方
CA経験があっても、『次の選考』は別の難しさがあります
「すでにCAとして働いているなら、面接対策は必要ないのでは?」と思われるかもしれません。けれど実際には、現役CAの方や、以前CAとして働いていた方から、次の航空会社への転職やCAへの再チャレンジについてご相談をいただいています。
CAとして仕事ができることと、自分の経験を『次の選考で伝わる言葉』にすることは、同じではありません。むしろ経験を重ねているからこそ、「何を伝えれば自分らしさが伝わるのか」が見えにくくなることもあります。
経験があるほど、「何を話すか」を選ぶのが難しくなる
現役CA・CA経験者の方には、すでにたくさんの経験があります。
保安、サービス、チームワーク、イレギュラー対応、お客様への配慮、後輩育成、先任業務など、日々の仕事の中に面接で伝えられる材料は数多くあります。
また、私自身も経験してきましたが、乗務以外の業務経験もあると、職務経験が多岐に渡る方も多いです。
一方で、長く仕事をしているほど、それらは自分にとって『当たり前』になっていきます。
「これはCAなら誰でもしていることだから」「特別な経験ではないから」と、自分では強みだと気づいていないケースも少なくありません。
反対に、伝えたい経験が多すぎて、職歴や実績の説明ばかりになってしまうこともあります。
大切なのは経験の多さではなく、その経験の中に、その人のどんな考え方や行動の特徴が表れているのかを見つけることです。
CA転職・既卒採用|募集が出る前に始めたい「面接ネタ貯金」の作り方
CA経験を並べるだけでは、『選ばれる理由』にはならない
CA経験者の転職では、「何年乗務したか」「どの路線を担当したか」「どんな役割を経験したか」も大切な情報です。ただ、それだけでは、その人自身の魅力までは十分に伝わりません。
同じ仕事を経験していても、何を大切にしてきたのか、どんな場面でどう判断したのか、周囲とどのように関わってきたのかは、一人ひとり違います。
『何をしてきたか』から一歩進んで、『その経験からどんな人だと伝わるのか』を整理する。そこまで言語化できて初めて、これまでのCA経験が次の会社で『選ばれる理由』につながっていきます。
現役CA・CA経験者から、こんなご相談をいただいています
同じCA経験者でも、次の選考に向けて抱えている悩みはさまざまです。
- 現役CAとして働きながら、別の航空会社へ転職したい
- 以前CAとして働いており、ブランクを経てもう一度挑戦したい
- 長いCA経験の中から、何をESや面接で伝えればよいのか分からない
- 現職では当たり前にしていることの中から、自分の強みを見つけたい
- 久しぶりの転職活動で、現在の選考にどう備えればよいのか分からない
- 経験をアピールしすぎず、応募先で働きたい理由まで一貫して伝えたい
若手の現役CAと、10年以上の経験を持つCAでは、整理すべきことも違います。元CAとして異業種で経験を積んできた方であれば、その期間を含めて『今の自分』をどう伝えるかを考える必要があります。
そのため、CA経験者だからといって、決まった型に当てはめて対策することはしていません。
国内・外資系を問わず、航空業界経験者にもご利用いただいています
これまで、国内・外資系航空会社の現役CA・CA経験者をはじめ、空港・グランドサービスなど、航空業界で経験を積んできた方にもサポートをご利用いただいています。
サポートをご利用いただいた方の在籍・在籍経験企業
◆ 国内航空会社
ANA / JAL / ANAウイングス / スカイマーク / Peach / ZIPAIR / AIRDO / スターフライヤー / IBEXエアラインズ
◆ 外資系航空会社
カタール航空 / キャセイパシフィック航空 / 大韓航空
◆ 空港・グランドサービス
ANAエアポートサービス / JALスカイ東京 / スイスポートジャパン / 鈴与エアポートサービス
※現在は統合・社名変更等となっている日本エアシステム(JAS)、エアーニッポン(ANK)の在籍経験者を含みます。
経験年数も、役職も、これまで歩んできたキャリアもさまざまです。だからこそ、『CA経験者向けの正解』を当てはめるのではなく、その方が積み重ねてきた経験の中から、次の選考で伝えるべきものを一緒に整理しています。
「そうそう!これが言いたかったんです!」を言葉にする
長く仕事をしてきた方ほど、「経験がない」のではなく、経験はあるのに、自分ではうまく言葉にできないということがあります。
実際に、CA歴10年以上、先任客室乗務員として勤務しながら次の転職を目指し、ES作成サポートをご利用いただいた方から、こんな言葉をいただきました。
セッションでも添削いただいた文でも「そうそう!これが言いたかったんです!」ということばかりで、驚きの連続でした。
10年以上ぶりの転職活動で、これまで積み上げてきた仕事のことも、自分自身のこともうまく言語化できない状態からのスタートでした。それでも、経験を一つずつ整理することで、1週間弱で一貫性のあるESを完成させることができました。
また、CA受験時にサポートをご利用いただき、その後ANAグループ航空会社のCAとなった方は、現役CAとなった現在、次の航空会社への転職を考えるタイミングでも再びサポートをご利用くださっています。
自分だと気づけないことや、伝えたいことを言語化してくださるため、自信につながります。
初めてCAを目指したときと、実際にCAとして働いた後では、持っている経験も、次の選考で伝えるべきことも変わります。
それでも共通しているのは、自分一人では見つけにくい『自分らしさ』を、第三者との対話によって言葉にしていくことです。
CA経験者だからこそ、ゼロから教えるサポートにはしません
現役CA・CA経験者の方には、すでに現場で積み重ねてきたものがあります。その経験を否定したり、「面接ではこう答えるべき」と一つの型に当てはめたりすることはありません。
一緒に整理するのは、何を伝えるか、何をあえて伝えないか、そして応募先に何を残したいかです。
たとえば、後輩育成を経験してきた方でも、評価されるのは「指導経験があります」という事実だけではありません。どんな相手に、何を考え、どう関わり、その経験から何を学んだのか。そこに、その人らしい仕事への向き合い方が表れます。
これまでのキャリアを一度ほどき、次の会社から見たときに何が価値になるのかを整理する。それが、経験者の転職サポートで大切にしていることです。
一人ひとり違うCA経験から、『次のキャリア』を一緒に考える
CAとひとことで言っても、経験してきた仕事や環境は一人ひとり違います。国内線中心の方、国際線経験が長い方、地方路線や離島路線を経験した方、先任・後輩育成・インストラクターなどの役割を担ってきた方。それぞれ、培ってきた強みも、次のキャリアで活かせる経験も異なります。
私自身も、CAとして一つの働き方だけを経験してきたわけではありません。国内線のみを乗務した時期、国内線から国際線へ移行した経験、国際線を中心に乗務した時期があり、国内線では幹線だけでなく離島路線にも乗務してきました。
国際線では、ファーストクラス・ビジネスクラス・エコノミークラスからモノクラスまで、異なるサービス環境を経験しています。また、外資系航空会社のクルーとの乗務や、男性CAと一緒に働くフライトも数多く経験してきました。
同じ『CA』という仕事でも、路線・クラス・お客様・チームが変われば、求められる役割やコミュニケーションも変わります。
さらに、インストラクター業務、出向、CA以外の業務も経験してきました。だからこそ、CAとしての経験を『乗務経験』だけで捉えるのではなく、そこで身につけた力を、次の仕事や役割にどうつなげられるかという視点で一緒に整理しています。
たとえば、国内線で短い時間の中、多くのお客様を見ながら動いてきた経験と、国際線で長時間お客様と関わってきた経験では、身につく力の見え方も違います。
後輩育成をしてきた経験、異なる文化や仕事の進め方を持つクルーと働いた経験、CA以外の立場から会社や仕事を見た経験も、次のキャリアを考える大切な材料になります。
近年は、男性CA・男性CA経験者の方からサポートをご依頼いただく機会も増えています。性別にかかわらず、これまでどのような環境で働き、どんな役割を担い、何を大切にしてきたのか。その方自身のキャリアを起点に、次の選考で伝えるべき強みを整理していきます。
『CAをしてきたから、次もCA』だけがキャリアではありません。これまでの経験のどこに、その方ならではの強みがあるのか。その強みを次の航空会社でどう活かせるのか、あるいは将来どのような役割へつなげていけるのかまで考えながら、選考対策だけで終わらないキャリアの道筋を一緒に整理していきます。
ブランクがあっても、CAとしてのキャリアはそこで終わりではない
一度CAを退職したあと、「もう一度CAを目指したい」と考える方からのご相談もあります。その際に気にされることが多いのが、年齢やブランク、現在の仕事とCA経験とのつながりです。
けれど、CAのキャリアは「新卒で入社し、そのまま乗務を続ける」という一つの形だけではありません。
私の周囲にも、50代で現役CAとして乗務している方や、一度退職したあとにCAとして復職し、その後、正社員へと復帰した方がいます。
また、私がインストラクターをしていた時代には、豊富なCA経験を持ちながら、契約制CAとして月2パターン程度の乗務を続けていたベテランCA経験者の方々とも数多く仕事をしてきました。
そのため、ブランクのあるCA経験者についても、「選考に通るかどうか」という視点だけではなく、実際に復帰したあと、どのように現場へ戻り、経験を活かしながら働いていくのかというところまでイメージしながらお話しすることができます。
もちろん、以前CAだったという経験だけで次の選考が決まるわけではありません。
大切なのは、CAを離れていた期間も含めてこれまでのキャリアを整理し、「なぜ今、もう一度CAなのか」「離れていた期間に得たものを、これからどう活かすのか」を自分の言葉で伝えられることです。
ブランクを隠すのではなく、CAを離れていた時間も含めて『今の自分』のキャリアとして整理する。そのうえで、再びCAとして働く道筋を一緒に考えていきます。
航空業界の『中』と『外』、両方の視点からキャリアを見る
私のキャリア支援のベースにあるのは、CAとしての経験だけではありません。大手転職サイトでキャリア支援に携わり、航空業界以外も含めて600件以上の転職支援を経験してきました。
ご相談いただいた方の業界や職種はさまざまです。その中で、転職では「どんな仕事をしてきたか」を説明するだけではなく、その経験の何が次の会社でも活かせるのかを、相手に伝わる言葉へ置き換えることが重要だと感じてきました。
これは、CA経験者の転職でも同じです。
航空業界の中では当たり前に理解される役割や経験も、別の会社・職種から見れば、その価値がそのまま伝わるとは限りません。反対に、本人にとっては何気ない経験の中に、他業界でも評価される力が隠れていることもあります。
たとえば、限られた時間の中で状況を判断する力、多様なメンバーと短時間でチームをつくる力、お客様の様子から必要な対応を考える力、規定を守りながら状況に応じて行動する力、後輩を育成する力。CAの仕事で培ったものを、単なる『接客経験』で終わらせる必要はありません。
一方で、航空業界への転職であれば、一般的な転職ノウハウだけでは見えにくい、CAや航空業界ならではの仕事や選考の特徴があります。
航空業界の中を知っているから、経験の意味が分かる。航空業界以外の転職支援も数多く経験してきたから、その経験を別の評価軸から見ることができる。
この二つの視点を行き来しながら、「これまで何をしてきたか」だけではなく、「その経験を次のキャリアでどう活かせるのか」まで一緒に整理することを大切にしています。
異業種から航空業界を目指す方の経験も、『航空業界で伝わる価値』へつなげる
一方で、現在は航空業界以外で働きながら、CAやGSなど航空業界への転職を目指す方も多くサポートしています。
この場合に大切なのは、現職の経験を無理に『CAらしい経験』に見せることではありません。
営業、接客、教育、医療、ホテル、事務、販売など、それぞれの仕事で培ってきた経験の中から、航空業界でも活かせる考え方や行動を見つけることです。
そのためには、本人の経験を理解するだけでなく、応募する航空会社についても理解する必要があります。
私は企業研究のサポートにも力を入れており、会社の理念やサービスだけでなく、路線、機材、顧客層、事業の特徴、働き方などを整理しながら、『この会社は、どんな人と一緒に働きたいのか』という視点まで掘り下げていきます。
そのうえで、『自分の現職での経験』と『応募企業の強み・特徴』をつなげていきます。
接客経験だけでなく、同僚との関わり、仕事上の工夫、失敗から学んだことなど、日々の仕事の中には、自分では気づいていない「その人らしさ」が表れていることがあります。今の仕事から自分らしい経験を残していく「面接ネタ貯金」の作り方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
未経験からCAを目指す人へ|今の仕事から始める「面接ネタ貯金」の作り方
現職では当たり前に行っている仕事も、応募企業が大切にしている価値観や、実際の仕事で求められる力と照らし合わせることで、志望動機や自己PRにつながることがあります。
企業研究と自己分析を別々に終わらせず、『自分の経験が、この会社でどう活きるのか』までつなげる。この整理ができると、志望動機・自己PR・想定質問への回答にも一貫性が生まれます。
航空業界内での転職をする方も、異業種から航空業界へチャレンジする方も、必要なのは経験を大きく見せることではありません。
自分が持っている経験の価値を、相手の会社に伝わる言葉へ『翻訳すること』。
そこに、これまでの幅広いキャリア支援経験と企業研究の視点を活かしています。
経験を『強く見せる』のではなく、次の会社に伝わる形へ
CA経験があること自体を、必要以上に強くアピールする必要はありません。経験者だからこそ求められることもあれば、新しい会社の考え方を素直に学ぶ姿勢が見られることもあります。
大切なのは、「私はこれだけ経験してきました」と示すことではなく、これまでの経験を持った自分が、なぜ次の会社を選び、そこでどう働きたいのかまで一つにつなげることです。
これは、ブランクのあるCA経験者でも、現役CAでも、異業種から航空業界を目指す方でも変わりません。
経験を増やす必要はありません。すでに持っている経験の中から、自分では気づいていない価値を見つけ、『次の選考で伝わる言葉』に整えていきます。
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現役CA・CA経験者の転職も、一人ひとりの状況から整理します
「まだ転職すると決めたわけではない」「久しぶりの受験で、何から始めればいいか分からない」「ESから整理した方がいいのか、面接対策から始めればいいのか分からない」という段階でも構いません。
今のキャリア、応募先、選考までの時間を確認したうえで、必要な準備を整理します。
◆ 面接での伝え方を整理したい方
一人ひとりの経験をもとに、志望動機・想定質問・深掘りへの対応まで個別に整えます。
◆ ESからキャリア全体を整理したい方
これまでの経験を棚卸しし、設問ごとの回答だけでなく、ES全体に一貫性が生まれるよう一緒に言語化していきます。
◆ 実際にサポートを利用した方の声を確認したい方
現役CA・CA経験者をはじめ、CA受験・航空業界への転職、一般の就職・転職サポートをご利用いただいた方の声をご紹介しています。
『CA経験があるから、一人で準備しなければならない』ということはありません。経験があるからこそ、一度立ち止まり、これまでのキャリアを別の視点から見直すことで、次の道筋が見えてくることもあります。
これまで積み重ねてきた経験を否定せず、必要以上に飾ることもせず、『今のあなたが、次の会社にどう伝わるのか』を一緒に整理していきます。
この記事の執筆・監修者
長尾 円
『CA面接合格メソッド』代表。JAL・ANAの両社から内定を得た経験をもとに、現在はCA受験生向けに面接対策・ES対策・コミュニケーション指導を行っています。
単なる受験テクニックではなく、「面接官視点でどう伝わるか」「評価されるポイントはどこか」を大切にしながら、新卒・既卒を問わず、一人ひとりの強みを言語化して「自分の言葉で話せる状態」に整えるサポートを行っています。
このブログでは、CA受験生が長く参考にできるよう、JAL・ANAを中心とした採用情報、面接対策、ES対策、選考の考え方をわかりやすく発信しています。
すみだ経済新聞「キーパーソンインタビュー」にて、長尾円の特集インタビュー記事が全3回にわたり掲載されました。詳しくはプロフィールページに掲載しています。
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